「舞踊・武術・スポーツする身体を考える」スポーツ学選書14
著者:中村多仁子・三井悦子 共編
プロローグ—「鏡の向う側にある身体」の探索
第1部 「主体的に動かされる」ということ
第2部 実演・地唄舞『芦刈』『万歳』
第3部 討論・「型ができる」ということ
第4部 討論・「身をゆだねる」ということ
舞踊と武術とスポーツを串刺しにする「身体」をめぐる議論をこの一冊に。
「勝利」を目指す「他者否定」の論理を超克する新しい「知」の地平、すなわち「他」と「共にある」ことを是とする21世紀スポーツの世界を探る。
近代科学では映し出すことのできない「鏡の向こう側にある身体」をわれわれの視野に取り込む。